2011年5月28日土曜日

メモ(人生)

モンテーニュ「エセー」

モンテーニュに言わせると、日々を生きること、これこそが最も大切だという。人生で最も大切なものは、日常生活だとまで言い切る。栄達でも財産でもない、健康ですら二の次にして、いかに毎日を満ち足りたものにするかに心を配れと説く。巨大な事業であれ、健康的な肉体であれ、日常を充実させるという意義において意味があるという。つまり、いくら立派な仕事をしても、どんなに健康だったとしても、その人の毎日が悲惨だったり、基本的な欲求を犠牲にしているのであれば、まったくもって無意味なんだと。

 この言には、かなり勇気づけられる。「わたしは人生を無為に過ごした」とか、「今日はなにもしなかった」などと悩む人は愚か者らしい。それよりも、まず今まで生きてきたことに目を向けさせる。カエサルを手本にするのではなく、自分を見ろというのだ。

メモ(展覧会)

これも自分と認めざるをえない展

自分の主体と、社会的な個人のギャップ。
しかし、どちらも自分である。
社会的な個人のほうがより、特定的に自分を認識力している。
テクノロジーや、いくつかの分類によって。

不思議
多様な事象を分類して、それぞれまとめて見る。
似た事象が集まると多様な性格はなくなり、属性が明確になるが違和感が生まれる。
カテゴライズの過激な面白さ。

作品:Exactitudes
アーリ•フェルスラウスとエリー•アウテンブルーク

大企業では落ちこぼれ

全うな大人の企業では落ちこぼれと言っても過言ではない、
でも、彼らほど熱心に仕事に打ち込み、趣味にも多才で、人間味に溢れるキャラクターをもつ人物はあまりいないように思われた。

関係性の中での自分の価値が決まる。

関係性の中での自分の価値が決まる。

自分探しを自分の中に求めるのではなく、外を見よ。

人との関わりから、自分へもっと深く関われる。

世界の豊かさを知るために、学ぶ。
五感だけでは、世界を知るには不十分。

自分のセンスオブワンダーを探す。

自分の根本的な欲求を見つける。

なぜ建築が好きか、
デザインに関心があるか、
そのきっかけはなにか。
それきっかけを意識し続けることが大切。

動的平衡
変化し続けながら、バランスを保っている状態。

クリスト&ジャンヌクロード

クリスト&ジャンヌクロード
プロジェクトを実現させる難しさ
議論を巻き起こすこと
ものを変容させてものの見方を変える
複数のレイヤーでものを見る

ほんとうの発見とは、未知の風景を求めることではなく、新たな目を持つこと

ほんとうの発見とは、未知の風景を求めることではなく、新たな目を持つこと
——新たな目を持つこと、別の目、別の百の目で宇宙を見つめ、それぞれの目に映る百の宇宙を見ることにある。われわれはそれをルノワールやドビュッシーの作品に見ることができる。このとき、われわれは紛れもなく、星から星へと旅しているのだ
 (マルセル・プルースト)

不確実性に対して期待する。

不確実性に対して期待する。

パブロフの犬の実験
ベルを鳴らしてご飯はをあげていると、ベルを鳴らすだけでヨダレがでる。

その後の猿の実験
ある刺激を与えてジュースをあげると、ジュースをもらう時にアドレナリンが出るが、そのうちジュースがもらえるのが確実だと分かると刺激に対してアドレナリンがでるようになる。
さらに、ジュースがもらえる確率を50パーセントにすると、刺激を受けてから結果が分かるまでドーパミンが出続ける。
不確実なこと自体が報酬になる。

自分がどんな時にドーパミンが出るか知っておくと、強い。

安全基地を知っておく。
どこまで保障されれば、冒険出来るのか。